2004/01/24
Sat.
「ライ麦畑とiPod、そして君」

久しぶりにに何もない土曜日。
数冊の未読本を読んでいくことにしよう。
そうそう、iPodに突っ込んだアルバムが100枚を超えたんだ。
所持しているCDの5分の1くらいを流し込んだことになるから厳選ってレベルにはならないんだけど、全曲のシャッフルを今日初めてやってみたんだ。
やっぱりとってもいい。
そりゃそうだよ。自分で選んだアルバムからしか選曲されないんだから。
全く気持ちがいいよ。おかげでテレビはずっとmuteされっぱなしだ。
ま、セオリーはアルバム単位で聴くことなんだけどね。

で、更に驚いたのは、新しいマンションに来て同じCDでも聞こえる音色が増えたこと。
引っ越して角部屋になったことでかなりのヴォリュームを出せるようになったからかな。
アーティストの意図をよりはっきり聴けるようになったことは嬉しいことの一つに挙げていいかもしれないな。

今日は結構たくさん伝えたいことがあるんだ。
成人式。あるでしょ。
何をもって成人とするかってね。僕なりに考えてみたんだ。
みんな思ってるだろうけど、それって肉体年齢じゃないんだよね。
そんなに施政者に都合良くは成人にはなれないんだ。僕らって。
だからさ、「そいつがアメリカからの距離をきちんと『はかれた』時にさ、成人とする」ってことでどうだい?
ここで『はかる』は漢字で書いちゃいけないのさ。意味を限定しちゃうからね。
どうだい?割と理に適ってるだろ?
彼らがジャイアンより高尚なのかどうかっていう見極めさ。

それから実家に帰った時にさ、古本屋で キラキラ!/安達哲 全巻セットを見つけたんだ。
ママに送ってもらってこっちで大事に保管することにしたよ。
一度手放しちゃうとこいつはなかなか手に入らないからね。
みんなも一度読んどいた方が良いと思うよ。

最後にね、君に忠告だ。
君と世界との繋がりはね、電話線から出ているインターネットのケーブルだけじゃないってことさ。
これはちょっとおセンチな話だけどね。

え?
サリンジャーの本質を分かってないって?
そりゃあそうさ。
だって僕は彼の本を完読したことがないんだもの。

じゃあ、また。



2004/01/14
Thr.
「世の中何色かっつー話よ。」

何でか分からないんですけど無性に「捕鯨問題」を皮肉りたくなったわけですよ。
そんでグリーンピースのホームページなんか覗いてみたわけですね。
嗚呼、あるよ!それも予想以上のが!京極夏彦風に書くならば、

嗚呼、其処にゐる。
てな感じですか。
グリーンピースの捕鯨問題に関する見解は、こうです。

・グリーンピースは、クジラを食べることや伝統捕鯨を否定しているわけではありません。
・商業捕鯨に反対しています。

だそうです。
じゃああんた、誰が獲ってくんのさ...
個人的に潜って銛で刺して来いと。そういうことですかね。
でっけえぞー...

人間という存在を「自然」と見做すかどうかという問題がありますね。
その考え方によっては人間が絶滅危惧種を保護するという行為自体が非自然にもなりうるということです。
生態系を守る、というその考え方自体を傲慢と思うか否かということでもありますね。
そしてそれが
生態系を守るふりをして実は人間にとってのみ都合のいい世界を作ってないか!?
ということでもありますよね。
この人達が人間を減らしてでも鯨を救う、という考えにならないのは何でですかね?
暗黙の優先度があるってことじゃないですかね。

まあ、マクドナルド食いながら「可哀想だから鯨食うなジャップ」って言ってる欧米人よりはマシかなーって感じですけどね。
(そんな奴ほんとにいるんだろうか..)

あ、タイトルは、最近酔ったときの僕の口癖らしいっす。
こういうことばっかり考えるから、こういうのが口癖になるっす。

そういやアジアカップ2004のグループ分けが決まったですねー。
あの名波の大活躍はもう4年前なんですねー。
うーん...名波ー



2004/01/08
Thr.
「引越し」

そんなタイトルの曲をいろんなアーティストが歌ってますね。
今思いつくだけでもスピッツと斉藤和義。
他にも結構いそうです。
あ、スピッツは「アパート」だったかな..

年末に引越しをいたしました。
まだまだ部屋はゴタゴタしています。
一週間ほどガスの無い日々が続きました。
そして今日までWEBにつながらない日々を送っていました。
その「何か毎日の日々の生活の中で不足してるものがある感」といったら!

まあ、なくても生きていけるとはいえ、インフラと呼ばれるものの一つになっていることは確かですね。
で、復活してすぐこれを書いています。

皆さん、お元気ですか。

僕も能書きばっかりたたいてないで一年に一つくらいは胸張って言えることを達成してみたいものです。



2004/01/01

2004年の始まりです


世論、とは目に見えない生き物のようなものです
絶えず振り子のように揺れ
形を変え
時に人を賞賛し
時に人を傷つけます

そして時には人によって操作され
火を噴き
牙を剥き
容易く一国を滅ぼします

宗教や文化
肌の色の違い
彼我の距離
それらが生み出す怪物の
僕も貴方も、その一つの細胞ではあるわけです

日々の生活の中で
家族に触れ
友人に会い

地域がどう思い
マスコミがどう報道し
結果として振り子はどう揺れるのか

情報インフラは相当なスピードで
文明を進化させ
文化をも変化させていこうとしています

今までに増して僕そして貴方は自分で判断する必要があるでしょう
「本当にその情報は正しいことなのか?」
「失ってはいけないものとは何であるのか?」
「この国がどうあるべきなのか?」



ここに来てくれた全ての皆様が
あるべき道へ
望んだ道へ
勇気と熟慮と健康をもって
進んでいけることを
心からお祈りいたします


2004/01/01
大阪府豊中市より弟と格闘技を観戦しながら

ふくまひろゆき