2003/January





2003/01/19
Sun.
「時間をかけて形作られるもの」

このHPも4年目に突入です。
その間に新しく出来たサイト、いなくなったサイトのいかに夥しい事か。

かくいうこのサイトも最近更新が少ないです。
管理者の性格によるところもありますが、バイオリズムというのもあります。
書きたいことすらないこともあれば、書きたいことはたくさんあるけれども文章に書き起こすのが億劫な時期と言うのもあります。
良い写真が撮れたら載せたいと思いますが、更新するという作業自体が億劫なことがあります。
何なのでしょうね。

色々変更したい箇所とか、消去してしまいたいページなんかもあるんですが、それをすることが相当億劫です。
今考えてることと、その昔のページが相反することを言ってたりする場合はさっさと排除しないといけないのですが。
あと今見たらかっこ悪いなあと思う部分もさっさと削除してしまいたい。
ダメですね。
そうすることに如何にパワーを使うか。
今はできません。理由は自分でも分かりませんが。

でもサイト自体を閉めたいと思ったことはありません。
如何に自分に目標がなくて、生きる価値があるのかないのかも全く分かりませんが閉めたいと思ったことはありません。


ある小説で、ある人物が亡くなりました。
この小説とはもう12〜13年来のつきあいで、その人物はその小説の主要人物でした。
普通に親族の死以上に悲しくて涙しました。
こう書くと不謹慎ですか?
でも事実です。

時間軸というものは人間にとって物凄い影響を及ぼしますね。
何らかの事象を非日常から日常に(あるいは逆に)変えてしまうという意味で。

彼は既に僕の中で完全に一つの人格を持った「実在した人物」になっていたのです。
そうなるには当然彼を生み出した作家の才能によるところが大きいのですが、これは凄いことです。
彼は彼の生きた世界の中で泣き、笑い、まさにこの地球に存在する数多の人間よりも僕に身近に生きていました。
大げさに聞こえるかもしれませんが、その世界は僕の中で「現実に存在」します。
地球で起こりえない事象、地球で理解されない事象もそこでは起こりますが、あそこは現実に存在します。

自分にとって何がリアルなのか。何をリアルと思うか。
無意識のうちに選択している場合もあるだろうし、意識的にそうしている場合もあるでしょう。

自分以外の他者、特に世論やマスコミの持つ情報なんかに、あなたのリアルはありません。
自分で探して、気付いて、触れていくんです。
その先に、中村一義の言うところのオンリーワンも、あるのでしょう。


本当に自分の生きている理由は全く分かりませんが、
このページを閉じようと思ったことは、ありません。



2003/01/13
Mon.
「久々に小さな満足」

今回のトップページの出来には久しぶりに満足してます。
あと、東急ハンズで「もう作られてません」と言われて困っていたCDラックをYahooオークションで発見。
ちょっと満足。

それからスノボで全身筋肉痛になって辛いけど、逆になんか満足。
やっぱり運動は俺には必要。
その運動がフットサルなら申し分ないんだけどなあ。
一人じゃできないしなあ。

それからリップクリームとヘアワックスを初めて使い切った。
消しゴムとリップクリームと整髪料は使い切ることのできない3大巨頭ですけど。
ちょっと満足。



2003/01/10
Fri.
「ウシロムキ日記2」

人間が必ず持っているもの。
競争意識。
これがあるからある種の才能を持つ一握りの人間達は輝くことが出来るんだが。
逆にこれがあるからその他の大多数は妬みや嫉みといった感情を抱くことになる。

人類は平等である、なーんていうことを厚顔な顔して言ってる人を見るとムシズが走る。
戦争ハンターイなんて言ってる人には自衛隊や軍隊の是非について問うてみたい。
例外は居るにせよ、誰だって戦争なんてしたくない。
それでも何で各国には軍隊があるのかよーく考えてもらいたい。

神様を見ることのできない人間が、他人の教義にイチャモンつけるのを見ても悲しくなる。
そんなことで人を殺すなよ、と思う。

人間に対する失望と希望でバランスをとっていきたいが、
失望だらけでどうしていいか分からない。



2003/01/07
Tue.
「子供ギライ」

子供が嫌いだ。

が、最近疑問に思うようになった。
子供が嫌いだと思っていたが、本当にそうなのか?
本当はそんな子供を取り巻いている大人が嫌いなんじゃないんだろうか?

ホントに生きている価値のある大人なんて何人いるのだろう。
価値ある生き方って、じゃあ逆に何なんだろう。

生きているだけで価値があるんだろうか。
生きているだけで、生きることだけで精一杯だった時代もあるだろう。
その人達は何で生きてたんだろう。
種を保存するため?
人間以外の動物ならそれを疑わないけれど。

人間が子を生み育て、種を保存する価値なんてあるんだろうか。
ないとしか思えない。

ないとしか思えない、と感じるのは大人を観察している時であって、子供を観察している時ではないな、と思う。
子供を見ていてもせいぜい「嫌いだ」という感情程度で済んでいる。




2003/01/01
Wed.
「死ぬように生きていたくはない」

いつものように1年が過ぎ、新たな年がやってきました。
西暦でいうと2003年と呼ぶそうです。

個人的なことを書きますと、今年も俺は何がやりたいのかを見つけられずじまいでした。
一つの考え方として、
「本当にやりたいことなんてガムシャラに探したって見つかりっこない」
という風に考えていました。
今でもそういう風に思いはしますが、ちょっと今年は考え方を改めます。

ただ「その機会を待つ」っていうのはやはり間違いだと思います。
そのための用意ってできると思うんですよね。
そのための用意ってやっぱり楽しいことばっかりじゃなくて、
面倒くさいことや、嫌なこともやっとかないといけないと思うんです。
目標に向かってない努力はクソだってことは百も承知です。
でも目標が何か分かってない自分にとって、そのチャンスのための、「間口を広げておくための努力」っていうのは必要だと。
体力とか、語学とか、知識とか、いろいろあると思うんですよね。
それらを、自分のための努力ってやつを、回避しない。

そういう努力。
それは積極的にやっていく。
そういう年にしていきたいと思います。

月並みですが、皆さんにとって2003年が良い年になりますように
皆さんが、皆さん自身で、良い年に出来ますように



俺の限界はココ
これ止まりと
他の誰でもない
俺が
俺自身が
見限ってるんだ
自分を
その可能性を
区切っている
出来ることと出来ないことに

いけ
閃きを無駄にするな
超えろ
恐れを
躊躇を
疑心を
押しのけていけ


カイジ/福本伸行






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