2001/December





2001/12/30
Sun.
「2001年のKINGsと俺、そしてあなた。」

三浦知良。
マスメディアは彼のことをキング・カズ、と喧伝する。
今冬に彼はスペインに旅立つ、という。自分自身の鍛錬のためだろう。
彼は今年で34か35歳くらいにはなるはずだ。
日本代表入りすることは現時点ではかなり厳しいのではと人々は風評する。
多分本人は本気で代表入りしようと思っている、と思う。

日本人で初めてセリエAチームと契約し、マスコミは騒いだ。
鼻骨骨折などの理由で結果が出せなかったことをマスコミは失敗と騒いだ。
同じようにクロアチアに渡りチームと契約した時もマスコミは騒ぎ、同じように失敗の烙印を押した。
名波にも。西澤にも。
まるで中田英寿だけが成功したとでも言うかのように。

彼らのチャレンジがどれほどのことなのか本当に分かっているのだろうか。
烙印を押すマスコミの人たち自身は本当はどれほど頑張っているのだろうか。
カズが何故キングと呼ぶに値するのか、あいつらは本当に分かっているのだろうか。
真実にもっとも近い報道はこのようにあるのですが、日本では表舞台にはなかなか出てきませんし、ごく少数です。
(上記リンクはスポーツライター増島みどりさんのHPサイト上のコラムです。)

来年、中村俊輔というすばらしいサッカープレイヤーが日本を旅立つことになりそうですが、
どうかそういう目で報道しないでいただきたい。
あなた達の偏見が、どれほど大衆に影響を与えるか分かっていますか?
海外へ渡る挑戦者たちにどれほどのプレッシャーを与えるか?

そしてこれを読んでくださっている皆さんにも問いたい。
なんとなくそこら辺に流れている潮流にのっかっているだけの世界だけには居て欲しくない。

正直に告白すると、今年一年の俺ははっきり言って最低でした。
自分で自分が情けないくらい。
居心地の良さの上にだけ定住してしまい、挑戦のかけらもなかった。
だから、カズやナナやアキや、俊輔がまばゆすぎる。
客観的にはどうでもいいのです。

自分が自分で、「俺(私)は今、頑張れている!」と確信できること。
それが大事。


今年は足を運んでいただいてありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。
ふくまひろゆき



2001/12/25
Tue.
「基督弥撒」

キリストの何をメリーするのかね。



2001/12/20
Thr.
「くしゃみ」

今日は社内から私の耳に届いてくるくしゃみをいくつか紹介したい。

1.「ハッブ。しょん」
これは今日はじめて聞こえてきた。印象的なのは、「しょん」の部分である。
あきらかにわざと言っている。
くしゃみ的にはまったく言う必要のないところなのだが、くしゃみといえばハクションだという、当人の考え方が偲ばれる。

2.「でっ」
これは頻繁に聞こえてくる。
何回聞いても「でっ」と言っている。
しかも音の大きさをフォントで表すならでっ位の大きさである。相当である。
おおよそ犯人も誰か見当がついている。

3.「ひゅーっ、うっ」
これは慣れるまでに時間がかかった。
最初のひゅーっの部分は今から出します、という吸気の部分であるのだが、
その後のうっの部分は不発で終わっている。
10回中8割は不発で終わる。
相当なストレスになっているだろうと推測される。



2001/12/15
Sat.
「映画は好きですか?」

と聞かれて、「はい」または「いいえ」で答えられる方、不思議です。
この映画は好きだけど、あの映画は嫌いってな風に、映画の一本一本に対して好き嫌いが決まるのでは?
と思うのですが、いかがなもんでしょう。

まあでも、多分、その姿勢なんでしょうね。
ちょっと暇があればまだ見ていない映画が観たい、と思うような人は
「映画が好きなんです」
って言うのでしょうね。
分かるんですけど、言葉の使い方として正しくない気はします。
僕は過去の経験上、面白かったと思える映画が大変少ないので、総じて映画は嫌いということにしてます。
でも全ての映画が嫌いなわけではないのです。

正しくは、

面白いと思える映画がほとんどないので、
まだ見ぬ映画に対しても「どうせ面白くないんじゃないの?」
と思ってしまっている。
そう言うのが面倒くさいので、どっちかで答えるなら「嫌い」になるのでは?

というのが、主題の質問の回答です。
で、それを踏まえて、僕に以下の質問をしてみてください。
「サッカーは好きですか?」



2001/12/06
Thr.
「涙」

7巻を読んでまたもや涙しました。
今週のごっつええ詩はこの7巻から。



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